書きたいことを書きたいときに

日々思ったこと、感じたことを整理する為に書いています。

断る力を試される子供たち


こんにちは!


「お前の顔は、
   中の上ってところだね♫」 


と父に言い聞かせられ育てられた


中之上(ちゅうのじょう)30代です。



小さな事件に大きな気づき な出来事を記録します。



年中の息子が
満タンに入れたふりかけの容器を1日で空にしてきた。
以前から何回もある。
幼稚園に任意で持って行くふりかけ。
持ってきている子も、そうじゃない子もいる。


たまごふりかけ一袋分を1日で使い切るやついる!?



一応聞く。
え、かけすぎでしょ?笑


だってそうちゃんと、健ちゃんがかけて欲しいって言うから。


え?3人でふりかけ一袋使い切ったの?


いや、、、みんなが俺もくれ俺もくれ言うから。


それで、相手に押されて丸ごと容器を取られて…あっというまにふりかけ無くなっちゃって、容器空にして持って帰ってきたんだ。
怖かったけど、一応さらに確認した。


自分はふりかけ使ったんだよね?


ううん。
・・・でも、僕はおかずとかでご飯食べれるからね。



まじかーーー。
ずっとそれですぐ無くなってたんだ。


最初は、
まぁ、気にすんな。ふりかけくらいくれてやれよ。
無くなったらお母ちゃん補充しておくし👍
って伝えた。



今度は、バスに乗りたくないって言う日があった。どうして?って聞くと、
たくみくんが、やめてっていってもしつこく叩いたり、先生見てない時に蹴ったりしてくると。だからもうバスには乗りたくないんだと。



嫌だよね、そんなことされたら。
早くやめてほしいね。


だけど、1ヶ月くらいたったときに、いよいよバスが憂鬱になりはじめたみたい。
先生へ報告をした。暴力をふるう子に先生から話をしたらしい。
バスの席順も変わったと息子は言った。


うーん、まだ親が介入しないと、嫌を伝える方も、嫌なことしちゃう方も本人が理解できないよな…。


今度は、娘の話。こっちは2年生。
学校に買ったばかりの折り紙を持って行った。


帰ってきたら、同じパターン。
折り紙がひとつもない。
娘は自分から話してくれた。


折り紙をさえちゃんに取られちゃったって。
それちょうだいって何回もいうから、5枚までならどうぞ、って
言ったけど、


これもこれも、この色も全部ほしいって・・・。



ありゃま。。。



お母ちゃんは伝えた。
悲しかったよね、自分のなのに、5枚までって伝えたのにね。
そういうのを、欲張りっていうよ。


人の優しさに漬け込んで欲張りするのは、お母ちゃんは
結構はずかしいことだと思ってる。
さえちゃんはいつそれに気がつくか分からないけど、


それされたら、すごく嫌な気持ちになるんだって、
はなちゃんは学べたね。
折り紙はまた買ったるで♪



どうしたもんかなーーーーそんなに気に留めていなかったけど、


そこに自分の高校時代の記憶が蘇る。



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とうやまくん。毎日パシリに使われていたとうやまくん。
彼を ”使っていた” のは、サッカー部のあいつ。
あいつはいつも、とうやまくんに高圧的だった。
昼はとうやまくんに、自分達の集団の分のパンを買わせに行かせていた。
それはある日から突然始まり、たぶん、お金も払ってなかった。
それが目についた女子たちは、どうしたものかとなった。
だけど所詮、サッカー部のあいつや、その周りの男たちの事を
”しょーもない、うざい、キモい”
とか悪口を言って女子なりの正義を向けて攻撃するほどのことしかなかった。


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その事を思い出した。
あーなんで思い出したかな、きっと何か気が付かなきゃいけないかな。


あの時、わたしはどうしてあげればよかったんだろう。


とうやまくんをパシリになんかしないで!
自分達でご飯くらい買いにいきなさいよ!
このクズ!


って、サッカー部のアイツに正義振りかざして言えばよかった?
でも、そんなことしたら。とうやまくんのプライドずたずたじゃない…
だったら、先生に言ってみる?
それも正義だけど、なんか根本解決じゃない。
とうやまくん本人が、クソな要求をはっきり断る事ができたら…。
もしその報復がきた時に、周りのクラスメイトが援護できたら。
その意志を。あなたが頑張れるなら、私たちも支援するという姿勢を彼に伝えられたら。
あの時何かが変わっていたかも知れない。


ただ、あのとき私はただの無力な傍観者だった。無関心者だった。
でも心にずっと残っていた。


あの時、何もしなくてごめん。



あの経験を、自分の子供達に置き換えたら。
あ、わたし対応まちがってた。
と気がつく中之上。


仮に、本当にふりかけが空になっても、
折り紙全部持っていかれても、


欲しいやつにみんなあげちゃって、
なんの曇りもなく、それが気持ちいい、に繋がってるならいい。


少しでも、嫌なのにあげないといけない。
もしそれがあったら。その嫌だという気持ちをちゃんと守ってあげなきゃ…。
そして、
自分の為に「NO」と言っていいことを教えてあげなきゃだ・・・。


そう気がついた。



世の中は、我の強い奴がわりかし得しやすいような現実があるように思う。


優しい人がつけこまれる?損する?
遠慮するやつは負け?
押されやすいのは本人が弱いから?

いじめられるやつにも問題がある。

なんて言われちゃう、世の中だから。
我が強くないとだめなの…?とも思えてくる。



大人になって、特に自分の欲を全面に出してくるタイプの子供が苦手だと気がついた。
すごく不快感を感じてしまう。W


多分そういう相手の押しに、中之上が ” NO "を示せずにきたから。


そういう子供限って、めちゃめちゃ懐いてくるけどもね!
(においでわかるのかな…コイツはチョロいって笑)


子供なんだから、まだ幼稚なんだから、仕方ない。というけれど。


子供だからって
全員がだだこねるとでも?

全員が自分の欲だけで動いてるとでも?


ぜんぜんそんなことないのよ…
空気読める子は、もう3歳とかから読んでるのよ…
空気読めないやつは、50歳になったって空気読まないのよ。


(空気読めっていう日本らしい同調圧力が正しいか正しくないかはさておきさ。
それも時と場合やし)



欲張りも意地悪も図々しさも、元からほとんどない子もいれば
あったけど、教えられれば理解できて直せる子もいる。
けど、教えても理解できない子もいるのよ笑。まじでさ笑。


だってそんな大人ざらにいるじゃない。



やっぱり、優しい人が損したらやだな。
与えた人が痛むのはやだよ…。



どうしたらいいの?


とりあえず、今わたしが子供達にできることは、
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心が嫌がる行為に対して、
はっきり” NO ”を言ってもいい事。


それが理解してもらえなかったり、通らない時は、
思い切ってもっと強く“ NO ”を表明してもいいし、
それを相手に伝える手段や、自分の” NO "を守る方法は
実は他にもたくさんあって、諦めなくていいこと。

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これを伝えてあげよう。
そう思った中之上でした。



HSPという言葉がでてきたら


優しすぎるという指摘が出てくるようになった。
優しいということに” すぎる ”ってあるの?
愛にも優しさにも与えすぎがあるっておかしくないかい?



優しい人が、素朴な人が、まじめな人が
損する世界って、なんか悲しい。



仮に、優しすぎる人に罪があるとしたら、
それは、自分の気持ちを置いてきぼりにしちゃうところなんだろうな、、



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