こんにちは！

「お前の顔は、
　　　中の上ってところだね♫」　

と父に言い聞かせられ育てられた

中之上（ちゅうのじょう）３０代です。

カナダの家を後にし、日本に帰ってきました。

帰国早々に判明した中之上の妊娠です。

まだ自宅隔離期間でして、病院にも行けていないため

本当に妊娠しているのかも実際不明なのですが

THE つわり

に、苦しんでおります。
個人差あるとのことですね。
三人目にして一番苦しいのでは・・・・と思えてしまいます。

苦しんで2週間。まだこれから２ヶ月ほどはこれか・・・

なんでこんなに苦しいのか、つらいのか。
ぼんやり考えていました。

でも、私のは長くても終わりがある。乗り越えたら
また新しい命に出会えるかもしれない。
先に希望のある苦しみ。

思い出したのは
１５年以上前に亡くなった叔父でした。
急性骨髄性白血病だったのです。
おじさんは、ゆっくり静かに喋る人だった。
長引く風邪症状で、大きな病院に検査入院だといっていたときから
おそらく１年もたたないうちに他界してしまったのでした。

まだ中之上は中学生くらいで
おじさんがとにかくとても重大な病気にかかってしまったという認識しかしてなかった。

亡くなる数週間前に最後に叔父を見た時、
モルヒネでほとんど寝ているような状態だと説明を受けた。

口元でなにか話している・・・？
いや、もはやそれは　うめき　だった。

それがとても鮮明に印象に残っていたのでした。

おじさん、どんなに苦しかっただろう。
つらかっただろう。
悲しかっただろう。

抗がん剤の投与で、本当にくるしい思いをしたという方々のブログを
読んだことがあるけれど、

誰しも、できればそんな思いをしたくはないだろう。
例えば家族のため？もとの自分を目指して？
それぞれの生きる意味の光に向かって、くるしいくるしい治療を耐える。
今の状態の自分を受け入れる。

中之上にはとても考えられないです。
ガンだけでなくて、病気や怪我でいままでの生活を失ってしまった方の
気持ちって、どんなものだろう。

ましてや、確実に死に向かっている
おそらくこの治療の先に生きるという光がないであろう人の気持ち。

はかり知れないけど、でもどんなに辛いだろうと思ったのでした。

本来、喜びや希望をいだく妊娠でさえ
それに伴って体験する　つわり　という壁に

普段の、なんにも気にしないでも
普通にお腹がすいて、普通に食べるご飯が美味しくて
普通に気持ちよくたくさん寝られて、
自分で歩けて、喋れて

ただ普通に生きていられるということの尊さ。

これを感じたのでした。

ありがたい。

スピリチュアル的なつわりの意味も、もちろん検索💖

母親の魂と子の魂のエネルギーの統合の過程なんだとか。
そして
子供は
天から神様と一緒に人間たちを観察していて、

どの親の元に生まれるか決めているんだとか。

以前、出生前検診をした友人のできごとで

子は親を選べないのに、親は子を（育てやすさとかで）選ぶ時代に
なったんだなーかなしいなと思ったことがありましたが、

いやいや、

子供が親を選んでくれてるそうです。

そう思うとなんだか少し嬉しかった中之上でした。

さぁ、こんなデコボコのどたばた夫婦の元に
生まれることを決意してくれた
魂ちゃんはどんな子でしょう。

流産やもろもろ壁はまだあれど、
会えるその日を楽しみに、

ああーーーー今日も明日もつわり！！！！
どんとこいや！！！！

そんな妊婦になったつもりの中之上でした。

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