朝起きて、顔を見ると

鼻の下に赤い出来物が。
潰しちゃうよね〜♪
手を伸ばしたところへ

おかぁちゃん、チクビできたの？

と娘。

娘ちゃん、これは チクビ じゃなくて ニキビ だよ！

訂正した後に気がついた。
いや、これはニキビじゃねぇ。あたしのは

吹出物・・・
おばさん型フキデモノだ。

こんにちは！

「お前の顔は、
　　　中の上ってところだね♫」　と父に言い聞かせられ育てられた

中之上（ちゅうのじょう）３０代です。

学生時代、いろんな先生に出会いますよねぇ。
皆さん、とびきり好きだった先生とかいるんですかね。

学校の先生って、本当に大変な仕事だと思うのです。

子供って、生意気でズル賢くて、少しでも間違いや隙を見せれば攻撃してくる
そのくせ純粋で弱く、真実を知りたがる。

”なんでそんなやつらの世話を自分からやろうと思うのか、
　　　　　　　　　　　　他人のこどもなんか愛せるのか”

こう学生時代は考えていた中之上でした（←自分も子供のくせに生意気）

中之上がまさにそんな子供だったのでしょうw
ﾋﾈｸﾚﾃﾙﾈ

表面上は先生にすんごく反抗的でもなければ、
すんごい可愛げのある生徒でもなかった中之上。

そんな自分を十数年ぶりに思い出させられた瞬間があったんですね。

夕食を作っていた時、不意に高校時代の記憶が蘇ってきた中之上。
ほんとに突然です。

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高校２年の時。
担任の先生は３０代半ばくらいの男性で、いかにも真面目。
単髪、黒縁メガネで、少し気が弱そうにおどおど話す印象でした。
専門は世界史で、ながーい外国の歴史の人名を噛まずに言えます笑
もう名前も忘れてしまった・・・（ごめんなさい）

ホームルームの時
「すこし時間が余ったから、先生の話してもいいかな・・・」

とくに生徒たちの反応もなく
（ドラマみたいに『えーー！めんどいじゃん！』とか
　　　『面白い話にしてーー！』とかそんな温かい掛け合いもなかった）

おもむろに何を話し始めるかと思ったら、

先生の子供の頃、くらーい部屋でストーブの火をじーーっと見てると
何だか心が落ち着いたんだ

って話。

高校生たちなんかからしたら、

はーーー？

ですよねw
案の定、帰り道で友達が言ったのです。

「今日の担任の話やばくない？ストーブの火の話！
　　あいつ病みすぎだよね。ちょーうける！」

って。

中之上は
「そーだね。」

って答えました。
でも、実はめちゃめちゃ先生の話に感動していました。
自分もまさにそうだったのですからw・・・ﾔﾝﾃﾞﾙ？

きっと同じことを感じてる人がいるという事実に心が救われたんですね。
それに先生の飾らない素朴さにもとても好感を持ちました。

そんな先生から最初で最期の苦言を
もらったことがあった中之上。

好奇心の塊だった高校生は、
ある日髪の毛をめちゃくちゃ明るい色に染めて登校しました。
友達と放課後に濃い化粧をして、
ちょぴりヤンチャ気分を楽しんでいたのでした。
一度やってみたかったんです。
（本当に気分だけ。進学高でしたし・・・）

やっぱり担任だから指導しないといけないでしょ。

具体的になんて言われたかは、もう忘れちゃった。
でも、あの時の先生の雰囲気を思い出した中之上。

頭ごなしに　”  校則だから　”とか、威圧で従わせるわけでもなく、
決して私自身や、やってみたかった気持ちを否定するわけでもなく
ただひたすら

”申し訳なさそうに、頼んでいるかのように”

注意したメガネ先生なのでした。

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高校の思い出なんて、よく思い出すのは
友達とどこへいった、どんな喧嘩した、彼氏とどこへ行った、
あの先輩がかっこよくてどうだの
そんなものばかりだったのに。

初めて、そして急に担任だったメガネ先生とのやりとりを思い出して

自分でもよくわからないほどに、涙が溢れてきてしまう中之上。

感動なのか、後悔なのか、嬉しさ？悲しさ？

なんの感情によって、これほど涙が出るのかは
本人にも不明で、
気がついた時には、鼻水ぐちょぐちょ目まっか！
（でも料理はしながら♪）

ねーー！泣いてるの？なんで？なんで？
　　ねぇ、なんで？

と、怒涛の勢いでチルドレンの取材にあうが、
やっぱり説明などできずに　子供たちに心配をかけてしまう

ちょ、情緒不安定かよw
な母、中之上なのでした。

もし、この出来事に意味があるとするならば。
もし、いまの私に気がつくべきことがあるならば。

それはなんなんでしょう？


答えが欲しいけど・・・
暝想すると寝ちゃうし笑

”自分で考えろ”とでも誰かに言われている気分になる中之上でした。